いつもキャットサロン(猫専用美容室)ひなたぼっこをご利用頂き、ありがとうございます。
写真の掲載について
こちらへのお写真の掲載ですが、それぞれに大事になさってる猫ちゃんのことですので
「施術中、どんな様子だったんだろう」などとてもお気になさると思います。
ですから担当としてはなるべく、可愛いお写真を掲載したいのはやまやまなのですが、何分、猫ちゃんはおとなしくじっとはしてくれません。
何枚も撮影してもぶれてしまって「かわいい」と思える写真が撮れることは少ないです。
担当もなんとか頑張っておりますが、良い写真が撮影できた場合に限り掲載させて頂くことを、ご了承ください。
今回初めてご来店頂きましたのは、ラグドールのルカちゃん、11ヶ月の男の子です。
ブルーポイントバイカラーのゴージャスな美しい子です。
今までワンちゃんのサロンに行ってらしたそうで、「猫専門」と言うことでご来店頂きました。
施術前
可愛いですね!とてもお茶目さんな、可愛い子です。
通常、猫は大きな音や大きな声でびっくりするのですが、ルカちゃんは環境の変化になれてるようで、全然動じません。
オナー様も慣れてらっしゃるようで、
「爪切りとお尻周りと肛門線絞りと肉球回りと・・・」いうふうに細かく指示してくださいました。
施術中
かすかな抵抗で突っ張ってはいるものの、噛んだり暴れたりすることもなくとてもおとなしい良い子ちゃんです。お顔もしっかりと洗わせてくれました。
施術後
ドライヤーも大人しく膝に座ってくれました。
ネコ界では、こういうびっくりしたような写真が「綺麗な写真」と言われております。
仕上がりの全体が写った、可愛い写真は撮れませんでしたが、フワフワに仕上がりました。
ただ、カットはパツパツに短くされておりましたので、整える程度にさせて頂きました。
シャンプーでは沢山の毛がとれましたので、かなりスッキリしたと思います。
ルカちゃん、お疲れ様でした。
オナー様、当店を選んで頂き、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
担当もトリマー経験がありますが、ワンちゃんのサロンと猫ちゃんのサロンでは大きく異なります。
まず、使うシャンプーは
犬:皮膚が弱アルカリ性なので、「臭い汚れの取れる」弱アルカリ性のシャンプーを使います。
猫:皮膚は人間と同じ弱酸性なので、「油汚れのよく取れる」弱酸性のシャンプーを使います。
犬:その後のカットがメインなので「トリマー・トリミング」と呼ばれています。
猫:お手入れ全般を指す言葉で「グルーマー・グルーミング」と呼んでいます。
当然、洗う回数もワンちゃんは1~2回ですが、猫は、クレンジングシャンプーで2回から4回、油のひどい子は今まで10回ほど洗ったことがあります。
そして一番の違いは、ワンちゃんは高所恐怖症ですので、トリミングテーブルに載せると固まってしまいますが、猫ちゃんはすぐに飛び出しますので、カットもドライングも膝に乗せてやります。
そうすることによって、「左後肢に力が入った!右前方に飛び出そうとしてる!」という風に猫ちゃんの動きを感じることができます。
その他、カットはワンちゃんはできるだけ均一にシャープに仕上げていきますが、猫ちゃんはまあるく丸くかわいらしく仕上げていきます。
一番は、猫を施術出来る「保定」が出来ることです。
ワンちゃんの嫌がる子はハーネスを付けて固定できますが、猫の暴れる子はハーネスを付けると余計に暴れて、背骨や足の骨をぶつけて折ってもまだ暴れます。
猫は押さえつけると加えた力の3倍以上の力で返してきますので、力で押さえつけることはできません。
4本足でモフモフしてて可愛いペットですので、犬と同様に考える方が非常に多いですが、生理的にも構造的にも、習性も、食べものも全く別の生き物です。
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