スコロングのモナちゃん マンチカンのクンちゃん

サロン日誌

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

毎日、うっとおしいお天気ですね。
今年は特に、雨が多いように感じます。
こういう部屋がじとじとと湿度が上がる時期には、「真菌」が多いように思います。

真菌とは、別名「猫カビ」と呼ばれていますが、猫に生えるカビのようなものです。
原因菌は白癬菌で、人間で言う水虫と似たような菌です。
その特徴は、脱毛です。人間との共通感染症で、人間の場合ドーナツ型に変色します。
色んな種類の菌が有り、今年はかさぶたができてかさぶたと一緒にごっそり抜けるのが特徴です。そして、みるみる大きくなり他の猫にも移り広がっていきます。

お医者様では、抗真菌薬は肝臓に影響が出やすい薬が多いため、脱毛部分を採取し2週間ほど培養して診断します。
その間にどんどん広がっていく、ということもあります。
また、小まめにシャンプーしてる子は、培養検査では出にくいのも特徴です。

以前、全身が真菌という猫を見たことがあります。
仔猫だったため、最初はなんの動物かわからないくらいでした。

命に別状がある病気ではありませんが、とにかくどんどん広がっていき自然治癒することがありませんので、見かけたら早い目の処置が必要です。

当店ではドライングでくまなく細かく全身を見ますので、発見したときは、消毒とともに、オナー様にお知らせしております。

さて、今回の御来店は、スコティッシュフォールド・ロングヘアーのモナちゃんとマンチカンのクンちゃんです。
前回の記事はこちら。
ブルーの毛並みのきれいな子です。とても毛吹きがよく、いつもびっしりと弾力があるぐらいです。

前回の施術から、2ヶ月弱。
オナー様はよくお手入れされてるようですが、脂分で毛割れが始まっています。

猫は犬と違って脂分が多く、シャンプーするときもまずクレンジングでしっかり脂分を落とします。
脂分で毛割れ→抜け毛が絡みついて毛球→どんどん大きくなってフェルト化
こうなると、ほぐすことは困難ですので、フェルト部分はすべて取り去る必要が出てきます。

毛吹きの良いモナちゃん。ブラッシングでこれだけの毛がとれました。

シャンプーはおとなしい子です。何度も施術をしていると、その子の癖もわかってきます。今回は、よく立ってくれました。

担当の左手や桶の縁にもたくさんの抜け毛が着いています。
とてもおとなしい良い子なので、助かります。

シャンプーでとれた毛はこちら。

かなりの量ですね。
これだけの毛を、セルフグルーミングで飲み込むか、部屋に舞い散るか。
夏場は特に汗でくっつきますので、人間の方も大変です。

スッキリした仕上がりはこちら。

明るく仕上がりました。

続いて、マンチカンのクンちゃん。

まん丸のお顔が可愛いー!
こちらも毛割れが出てきています。

一般的に毛玉が出来る長毛種の方が、ダメージが目立ちますのでシャンプーの効果がわかりやすいですが、ショーキャットなどの場合、ショートヘアーの猫の方が毛質に合わせたシャンプーや毛量など、気を遣います。
「短毛は簡単」と思ってらっしゃる方が非常に多いですが、短毛の方がシャンプーコンデショナーのチョイスやドライングの癖など如実に表れます。

いずれも、夏毛はスカスカですけどね。

この時期でも毛量の多いクンちゃん。
抜け毛はしっかりと落としました。

短毛種にしてはかなりな量です。
スッキリした仕上がりはこちら。

毛先がキラキラ光って綺麗です。

モナちゃん、クンちゃん、お疲れ様でした。

オナー様、いつもご用命くださり、ありがとうございます。

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