猫の「保定」について アロマ君

サロン日誌

「猫を洗う」というと、何人もの人間で押さえつけて洗うのでは?
と思われてるお客様がいらっしゃいます。

シャンプーというのはお薬を飲ませるのと一緒で、その時だけできればいいのではありません。
無理矢理に押さえつけたり縛りつけたりすると、学習して次回から全く洗えなくなります。
とくに猫は、噛む・ひっかく・蹴るの3つの武器を持ち、素早く逃げる技術を持っています。
その前に、褒めると喜ぶかわいい動物です。
ですから、ストレスにならないように上手に扱ってやることが大切です。
上手に扱ってやると、段々とシャンプーにも慣れてきます。

病気の時にお医者さんで注射をする、などは、瞬間的に保定してさっとやってしまう、
クリーニングネットに入れて処置してしまう、という「保定」の方法もあります。

では具体的に、どうやってシャンプーするのか。
「当たり前」に洗います。
たくさんの猫を扱っていると、「あ!噛むな」とか「ひっかくな」とか予測がつきます。
長年の経験から、こうするとこうなるというのは大体わかっています。

「いい子ちゃんですねー。かわいいですねー」などと褒めながら洗い出します。
お腹や後ろ足の付け根などとくにいやがるところは、関節などの可動域を考えて持つ場所を変えてやったりします。
とくにスコティッシュフォールドは、触ると痛がることも多い猫種ですので痛がるところは触りません。
この方法で、7割以上の子がシャンプーをさせてくれます。
仕上がって飼い主さんを見たとたん、
「おかーちゃん!嫌なことされたよー!なんかされたよー!」と訴えてるという感じです。
しかしきれいになった我が子を見てニコニコされる飼い主さんの顔を見ると、
猫は、気持ちを読む生き物ですので
「なんか、嬉しいことした?」「お母さんが笑ってる・・・」
と自身も喜んでくれます。

無理強いする、痛いことをすると余計に暴れて手がつけられなくなりますので、猫ちゃんが慣れて我に返る前にさくっと丁寧に洗ってやるというのが、一つのコツでしょうか。最後は、飼い主さんが一番喜ぶところをナデナデして褒めてやってください。
あえておやつなどのご褒美は必要ないと思いますが、食いしん坊の子の場合は、おやつで気分が変わることもありますので、その子が一番喜ぶ方法は飼い主さんが一番ご存じだと思います。

毎回、唸りながら怒りながらでも、なんだかんだ言って洗わせてくれる、
K様家のアロマ君です。
aroma
洗い上がり、飼い主さんのお顔を見たとたんスタッフに「猫パンチ」炸裂してますが、
(しっぽについてるカットした毛はその名残です)
お母さんの顔を見て気が大きくなったんだな、ととてもかわいい子です。
スコティッシュフォールドのロングヘアーですが、今回は、エキゾチックキャットのように丸く仕上げさせていただきました。
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