チンチラのサチちゃん

サロン日誌

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

今回、2ヶ月ぶりにご来店頂いたのは、ペルシャのサチちゃんです。
前回の記事はこちら。

前回の施術から、オナー様はお手入れに頑張ってくださってるようで、とても綺麗な状態です。
サチちゃんは、カットですごく印象の変わる子です。

前回は始めてと言うこともあって、かなりの毛球が見られましたが、今回は毛球も洗い玉も無し。

毛球の原因は、抜け毛と脂分と摩擦です。
まず、「死に毛」とよぶ抜けた毛がからまって毛球になります。
抜けてない毛は余り毛球になりません。
ところが、出来た毛玉が抜けてない毛にくっついて体にべったり残るのが厄介なところです。
抜けてる毛なのでそのまま床に落ちれば良いのに。。。と思いますが、脂分で絡まってしまいます。
猫ちゃんのシャンプーをするときも、この死に毛をしっかりブラッシングで取ってから濡らさないと、シャンプーの時の摩擦でどんどん絡まっていって洗い玉になります。
事前のブラッシングを怠ると、毛玉一つないきれいな子が、毛球だらけになることもあります。

指先の毛も、2ヶ月でこれだけ伸びています。
とても、毛吹きの良い子です。

ちなみに、キャットショーでは毛吹きの良さは高得点を獲得します。
いくら形の綺麗な血統の優れた子でも、毛吹きが悪くスカスカだと点数が取れませんので、特に夏場暑いとスカスカになってしまいますので、夏場の冷房を16度にするとか聞いたことがあります。
ショーブリーダーにとって、毛吹きの良い子はあこがれです。

さて、サチちゃんの仕上がりはこちら。

今回もふんわりした仕上げにしました。

丸く整えた指先が可愛いですね。

この状態をできるだけ長く保ってもらえるよう、当店では「コーミング指導」もしております。
その他お手入れなど、飼育上気になることがありましたら、何でもご相談ください。

サチちゃん、お疲れ様でした。
オナー様、いつもありがとうございます。

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