ペルシャのユキちゃん

その他

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

最近、とても綺麗な状態の子が多く、毛球の処理に時間を掛けることがあまりないなーと思っていました。
当店で、施術して頂いた方には、猫が嫌がりにくいブラッシングやコーミングなどお手入れの仕方を指導しております。
そしてきれいに仕上がった愛猫に惚れ惚れして、オナー様がそれぞれにお手入れを頑張ってくださってるおかげと思います。

ブラッシングはブラッシングをしようと思うのでは無く、手で撫でる代わりにブラシを使う、という感じで、とにかく猫が嫌がらないようにするのがコツです。

綺麗な猫ちゃんだと、愛情もひとしおですよね。

最近始めてみえられる方で多いのが、「噂を聞きつけて」という方です。
そして、トリミングサロンや自宅で洗ってましたが、、、とみえられる方も多くなっております。
こういう猫ちゃんは、慣れてるせいかとても大人しく施術させてくれますので、本当に助かります。

ただ、以前から何度ももうしておりますように、わんちゃんを施術するときに使う資材と、猫ちゃんに使うそれとは、全然違います。
まず毛の質や、汚れの種類が違います。
特に猫ちゃんは油汚れ落としがメインですので、クレンジングの材料だけでも10種類ほど揃えています。
カラーリングシャンプーは、ホワイト用、赤用、黒用の4種類揃えています。
他に、皮膚トラブルがある子用に薬用シャンプー(獣医師様で販売されてるものです)
この辺りはワンちゃんと同じだと思いますが、トリートメントやリンスなどは、主にふんわり用としっとり用を取りそろえています。

店主も経験がありますが、ワンちゃんと同じように洗いだしたら、まず毛玉が出来てしまいます。
一般的に使われてるドッグシャンプーでシャンプーすると、綺麗に洗えたとしても、仕上がりがバリバリになってしまいます。
クレンジング・カラーリング・トリートメント・グルーミング材・ブラッシュアップなど色んな物を使ってみて猫ちゃんに合う物をチョイスしています。
スリッカーブラシやコームにしても、果てはドライヤーやシンクに至るまで、色々試してみた結果現在の形になっています。
現在、各メーカー様が色んな物を研究してくださってるので、今後はもっといいものができてくるのではと、楽しみです。

さて、長くなりましたが、なぜこんな話をしたかというと、久しぶりに亀の甲羅状態の方が来られました。3年ぶりですね。

今回初めてのご来店は、ペルシャ・チンチラシルバーのゆきちゃん、11歳の女の子です。
とても毛玉の出来やすい子で今まで、獣医師様で全身麻酔を掛けて毛球を切っていたそうです。
一般的に獣医さんでケアして貰うと多いのが、全身麻酔か鎮静剤を使って眠らせてる間に綺麗にするというものです。
皆そうではありませんが、獣医さんは治療の勉強はされてても、グルーミングの勉強はあまりされていません。
友人の話だと、半年に一度連れて行って、7万ほどかかるそうです。
当店では麻酔は掛けませんし猫ちゃんがめちゃくちゃ凶暴な子でもし、3人がかりで洗ったとしても3万円ほどです。ライオンカットは別途1万ほどかかりますけどね。
連れて行くのが大変でしょうが、毎月来てらっしゃる方なら1万円そこそこで綺麗になります。
家で全くブラッシングをさせてくれない子は、連れてきてくだされば、ブラッシングだけでも可能です。ただし、当店でシャンプーしてくださった猫ちゃんに限ります。

ゆきちゃんは、今まで毎回獣医さんにお世話になっていたそうで
そして、11歳になって、今回が初めてのシャンプーとのこと。
なるほど。
麻酔で眠ってたら鼻に水が入っても、くしゃみが出来ませんものね。

ゆきちゃんは、全身が毛球です。
脇の所も固まってしまって引っ張ってる状態です。

とても大人しい良い子ちゃんですが、猫にバリカンを当てるのはとても怖いことなんです。
ちょっと動いただけで、バリカンの刃が皮を傷つけてしまいます。
まだハサミで全身カットする方が安心なんですが、フェルト化した毛球は堅くてはさみでも切ることが出来ません。

皮を切らないように皮膚を引っ張りながら、用心深く、毛球を剥がしていきます。
ちょっとあたって傷を付けた場合、猫ちゃんの皮膚は、傷がどんどん伸びていきます。
たとえ傷が大きくなっても、問題は無いのですが、やはり怖いです。
大きくなる方向に傷つけた場合は、(太もも縦方向とか)治りが早くなるようにお医者様で縫って貰うのが一番です。

胴体に着いた毛球を引っ張ったところ。
猫の表皮は、これだけ伸びるんです。手に大きな毛球を持っていますが実はこの毛球の中にまだ皮膚が入っています。
これをはさみで切ろうとしたら、一緒に皮も切ってしまいます。
毛球と表皮の隙間を少しずつバリカンで剥がしていきます。
手前の胴体が黒くなっているのは、毛球の下でむれてかぶれた為です。
今回は毛球だけを取ることに専念しました。
猫ちゃんは時間が掛かるとストレスになります。
各作業で最大2時間が限度です。
2時間かかって全身の毛球は取り除けました。
その後シャンプーとドライヤー。
初めてのシャンプーは水の音を怖がり
ちょっと可哀想な気がしました。桶に溜める間は離れて貰いました。
「ペルシャに生まれてきたんだから、仕方が無いよねー。今度から気持ちよくブラッシングして貰ってねー」
お顔はちょっとかわいらしく丸くさせて頂きましたが

ゆきちゃんのストレスを考慮して、仕上げの整えは無しです。
1ヶ月もすればそこそこ伸びてきて、綺麗になるでしょうからね。

ゆきちゃん、お疲れ様でした。

オナー様、当店を選んで頂きありがとうございました。
ゆきちゃん、とても大人しい良い子ちゃんでしたよ。
今後ともよろしくお願い致します。

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