ペルシャのミゥト君・毛球とライオンカットについて

その他

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

今回初めての御来店は、ペルシャ・チンチラシルバーのミゥト君、1歳なりたての男の子です。

キャリーから様子をうかがいながら出てきてくれました。まだまだ仔猫ちゃんですね。

表面は毛並みが揃っていますのでオナー様は普段からよくお手入れされてるようですが、ミゥト君は自分でセルフグルーミングをしないようで、アンダーコートが大きな毛球です。
まだ、皮膚炎を起こしていないようですし、油の状態が良くとにかく元気なこですので、先にカットをすることにしました。

ミゥト君は、とても甘えたさんで、怒ったり噛んだり暴れたりと言うことはないのですが、とにかく、頭突きの連発で少しの間もじっとしてられません。
ヘソテンは全くだめ。
トリミングテーブルを出し、2名で施術致しました。

バリカンでカットというと、普通の方は人間のカットを連想して一度にジャッと狩れそうな気がしますが、
実は猫の毛は犬の毛以上に柔らかく、長いままだと毛が寝てしまってバリカンを当てても一向に狩れません。
・まず毛球の部分をカット。
・全体をハサミで2㎝ぐらいに短くカット。
・短くなった毛がピンと立つようになったら、いよいよバリカンです。
この工程で、よく伸びる皮を切らないように、バリカンの歯に触れないように、慎重に作業していきます。
とにかく、一瞬たりともじっとしてくれないミゥト君。
カットだけで2時間かかりました。

とれた毛は、こちら。

写真を撮るために小さくまとめましたが、1m四方山盛りでした。
一番大きな毛球がこちら。

これが体にへばりついてるのですから、ミゥト君、大変だったでしょうね。
まだ、大きくフェルト化はしてませんでしたので、すんなりバリカンの歯が入りました。

シャンプー中のミゥト君。
とにかくじっとしてくれません。

毛球というと、「毛が絡む」だけと思ってる方が多いですが、
毛玉が出来る→どんどん大きくなる→油と汗などの湿気で蒸れる→その間にもっと大きくなる→たまにウンチやおしっこも巻き込む(この頃には臭くてたまりません)→毛球の下が蒸れて皮膚炎を起こす(最初は痒くてたまりませんが炎症が進むうちに痛くなってきます)→毛球がどんどん大きくなって回りの毛も巻き込んでいく(肩の毛が巻き込まれると手が動かなくなり、お腹の毛を巻き込まれると歩けなくなる)→重症になると手足や体を使えないので筋肉が萎縮してしまって余計に歩けなくなる。
こうなると、お医者様で麻酔か鎮静を掛けないと、毛球を取ることができません。

ですから、毛球は小さい間に手で取ってやってください。
予防策は毎日のブラッシングです。
猫は可愛いので、つい、撫でたくなりますがその時にブラシかコームでそっと撫でてあげてください。

さて、ミゥト君の仕上がりはこちら。
エプロンの部分を綺麗に揃えたかったのですが、それはさせてくれませんでした。左右対象にするだけで精一杯でした。

お顔と指先はまあるく仕上げました。
まだ寒いので、全体は6㎜で、お腹側は20㎜で整えました。

背中はじっとしてくれたので綺麗に揃いました。
チンチラですのでしたから真っ白な毛が出てきました。

毛球を取ったところに長さを合わせると綺麗なのですが、まだ寒いので体調を崩さないように長い目にしました。

ミゥト君、お疲れ様でした。
オナー様、当店を選んで頂き、ありがとうございました。

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コメント

  1. ぴんく より:

    大人しくなくてすいませんでした(^^)

    • ひなたぼっこひなたぼっこ より:

      ぴんく様、この度は御来店頂きありがとうございました。
      ミゥト君のご機嫌はいかがですか?
      ミゥト君はとても性格の可愛い子でとても人なつこい甘えたさんですね。知らない人間にも信頼感を持っておりますので、普段から大事にされてる子だと思います。
      まだ仔猫ですので動き回りますが、何度か施術する間にこちらの環境にも慣れ「痛くされない」「お風呂が気持ちいい」となってくると、じっとしてくれるようになると思います。
      とにかく体力がありますので、こちらも完全に保定できずにエプロンの仕上げができずに申しわけありませんでした。
      1週間ほどで、ガタガタが目立たなくなって綺麗になってくると思います。

      とても性格が可愛いので、この先、楽しみな子です。
      またの御来店をお待ちしております。

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