ブラッシングの仕方。

サロン日誌

冬毛の換毛が先月より始まっています。
小まめにブラッシングしてあげてください。
猫のブラッシングをさせてくれないという話をよく聞きます。
特にペルシャやノルウェージアンなど長毛の猫は、「お手入れ」を楽しむ品種です。

猫ちゃんの嫌がらないブラッシング方法で小まめにグルーミングしてあげてください。
ブラッシングのコツは、「痛くしない」と言うことが一番です。

「さてブラッシングするぞ」と気負ってやろうとすると、猫ちゃんも逃げてしまいます。
かわいいなあ~と思ったときにナデナデしますが、それをブラシかコームでやればいいわけです。

一般的なのが、「スリッカーブラシ」

持ち手の付いた「くの字型のワイヤー」が密集したブラシです。

ブラシには、プラスティックや樹脂製のもありますが、静電気が起きやすく毛が切れやすいようですので、スチール製を使っています。豚毛や獣毛ブラシは艶が出て良いそうですがブラッシュアップなどの制電剤が必要ですしお手入れが大変です。
色々使ってみて、ご自身と猫ちゃんに合いそうなのを見付けるのもいいですね。
ここでは一般的にプロが使っているブラシでご紹介します。

痛くないようにと先にボールのような物が付いてる物や、毛がとりやすいようにとレバーで毛を浮かす商品などもあります。

経験上、先に付いてるのは毛がからみやすいですし、重い物はこちらが疲れてしまいます。

猫ちゃんにはソフトタイプの柔らかいのが良いようです。
最近は先が丸くカットされてるのが多くなりましたね。
綺麗に並んでるのが良い商品ですが、使ってるウチにワイヤーがあっち向き・こっち向きになってくると交換時期かなと思います。

このワイヤーを肌に押しつけるのではなく、全体の先の方1センチ程度を使って毛を持ち上げてやるというかんじで使います。
ワイヤーが肌に当たらないようにするのがポイントです。

持ち方は、軽くつまんで。
猫ちゃんが痛がるような小さな毛球等の摩擦があったときに、手から抜けるぐらいの力加減でもちます。
先日、コタローシャンプーの途中で急に大きな音がしてびっくりしたコタロー君に噛まれました。飼い猫で唯一噛む子です。お客さまの猫で噛まれたことがないのに、絆創膏が見苦しくて申しわけありません。

こちらはコームと呼んでいます「両目櫛」。毎日のお手入れにはこちらが使いやすいですね。
これも、軽くつまむように持つのがいいでしょう。
決して、人差し指を立ててしっかり持たないように。

こちらも肌に当てずにスウという感じでとかしていきます。
コームを使うときに気をつけたいのが、猫ちゃんの肌に対して直角に使うと言うことです。

抜け毛を一気に取ろうとして、寝かせて使うのをよく見かけますが、力が入りすぎると猫ちゃんが痛くて嫌がります。

元々猫ちゃんはお母さんのザラザラの舌で、「猫かわいがり」と言われるほどグルーミングされています。
ですから上手に撫でてやると「きもちいい~」というお顔をしてくれます。

まずは背中から、コームでナデナデ。
力を入れずにそうっと。
カメラを持つのに逆手になってしまいました。
寝ているときにするのも良いかもしれませんね。
背中全体からお尻、脇腹までやってしまいます。

次に背中から次第に前に。
嫌がったら、そこで終了です。
痛くないようにしてやると、結構嫌がらずに見ています。

顎の下は、反対の手親指で眉間を撫でながら全体で顎の舌をナデナデするとお顔を上げてくれます。痛くないように気をつけてあげてください。

胸から脇の下へ。
毛玉が出来やすいところですので特に注意して、そうっと。
一度にとかしてしまおうと思うのではなく、何度も何度も少しずつとかしていくと気持ちで。
猫ちゃんは手や足など掴んで無理に引っ張ると引っ込める習性がありますので、関節を持ち上げると、すっと手を伸ばしてくれます。

この写真は手をつかんでるようにみえますが、肘を人差し指で持ち上げています。
手を上げてくれた隙に、脇の下。
このとき下腹も。

胸の時にかなりしたまで、脇腹もかなり中までブラッシングすると、残りはお腹の中心だけになります。
残りはヘソテンで寝てるときにやるのもいいですし、お膝に載ってくれる子はヘソテンにします。

お腹に乗せると降りようとするときは、前足手遊びで気を紛らわせます。

ついでに一番好きな顎の舌も。

「ん~、きもちいい~」
といってくれたときは、至福の時間です。

仕上がりは、背中に戻って、ハイ終わり。

ご褒美の言葉とちゅーるをあげてください。

人間の髪の毛を強く引っ張ると伸びて切れたらくるくるっとなりますよね。
それと同じで、猫の毛も強く引っ張ると余計絡みやすくなります。

コツは、力を入れて引っ張らないことです。

ブラッシングの途中で絡まった毛を見付けたら、無理にコームで解こうとしないで、根元を持ってほぐしてあげてください。

これで、ブラシを持つと逃げてしまう子とも、おさらばできるはずです。
時間を掛けて、根気よく、付き合ってやってください。

当然、普通にブラッシングできる子はこの限りではありません。

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