サイベリアンのマロンちゃん、大きな毛玉の処理

サロン日誌

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

今回御来店頂いたのは、サイベリアン、1歳の女の子です。

事前に「毛玉があります」と申告頂きました。
毛玉で問い合わせ、何件か断られたそうです。
ご安心ください。当店は「毛玉」ではお断りいたしません。
最初からいきなり、「ライオンのようにカットしてください」と言われるのはお断りしております。

また、施術中に過呼吸が始まったり、これ以上は猫ちゃんに負担がかかると判断したときに、施術途中でお返しすることもあります。
しかし、「猫のプロ=グルーマー」ですので、毛玉や暴れる・噛むなどの理由ではお断りいたしません。
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うーん、さすがにトリプルコートのサイベリアン。
フワフワですね。
表面は綺麗なようですが。。。
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毛玉がフェルト化して大きな塊になっています。
上の禿げてるところは、よく動かすところで毛がよれて引っ張られてしまってる状態です。
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毛玉の大きさは、前足から後ろ足まで。でかい・・・
毛玉の下は皮膚炎になってる可能性があります。
おまけにお腹周りには小さな毛玉がびっしりと。

これは、「バリカン(ハゲハゲ)は覚悟してください」と申しましたところ
「背中の毛はふわふわ綺麗ですので、モヒカンでもかまいませんから残してください」
とのことでした。
毛玉のとれない所だけバリカンをかけることで決まりました。

爪切り・カットはおとなしくしてくれていましたが、水の音が大嫌いなようで暴れ出しましたのでカラーを付けさせて頂きました。

エリザベスカラーは、可愛いデザインの高価な物もありますが、当店ではしっかりとした物を使い捨てています。こちらは保定代に含まれております。
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また、恐がらせないよう吐水口を体に密着させて、「音がでない」様に気をつけて施術しました。
猫を洗うときは、シャワーを使いません。
シャワーの「シャー」っと言う音は猫が恐がりますので、当店ではシャワーはついておりますが使ったことがありません。
最初に濡らすときはお尻からお風呂にそうっとつけて、全体を濡らします。
マロンちゃんはこれでも暴れましたので、保定付き2名で施術させて頂きました。

さて、ドライングの後「毛玉処理」。
状況判断の済んだマロンちゃんは暴れる・蹴るの連続技です。たまに、「噛む」。
バリカンは両手が使えないと危険ですので、もう1名保定に入りました。
「保定」と言っても、数名で無理矢理押さえつけるわけではありません。
引っ掻けないよう1名が両肘を持ち、蹴られないようもう1名が踵を持ちます。
それ以外は自由に動かせるようにしています。
また、トリミング台の上に押さえつけると、猫ちゃんは背中が痛いので基本は膝の上で施術します。

大きな毛玉にバリカンが入るように何カ所かハサミでカットしてバリカンを使います。
それでもとれた毛玉は、巾10㎝長さ20㎝という大物でした。
毛玉がフェルト化すると中に汚れも脂分も貯まり不衛生な状態になります。
マロンちゃんもよく動く肩の所に,発疹が出ていました。
この状態だと毛玉に触れるだけで、かなり痛かっただろうと思います。
毛玉を切り取っただけだと表面ががたがたですので、綺麗に整えていきます。
このとき、「見た目」が良くなるのでライオンのように仕上げるところがありますが、急に寒くなりますしオナー様も残して欲しいとのことでしたので、残った毛はなるべく下方向にかかるようにしました。

仕上がりはこちら。
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内側は、こんな感じです。
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これを見てると、どこに毛玉が出来やすいか、よくわかりますね。
マロンちゃん、お疲れ様でした。

オナー様には、しばらくは服など着せての保温と、毛玉が出来はじめる頃、3ヶ月をめどに油落としのシャンプーをお願いしました。
当店を選んで頂き、ありがとうございました。

毛玉の原因は、抜け毛と脂分です。
オイリーな子でも小まめにブラッシングして抜け毛を取ってやると毛玉になりにくいです。
また、小まめなシャンプーで脂分を落としてると、こちらも毛玉になりにくいです。

当店の猫スタッフは1ヶ月に1回シャンプーをしております。
猫のかわいさもさることながら、ロングヘアーはふわふわな状態を愛でる猫種です。

皆様の御来店をお待ちしております。

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